2010-01-01から1年間の記事一覧

『ロビン・フッド』試写会

先日、映画『ロビン・フッド』の試写会に行きました。中世イングランドのアウトロー、ロビンフッド誕生の物語。リドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ主演。前半は、遠征好きのリチャード1世(獅子心王 Richard the Lionheart)のもとフランス遠征して…

Back to school!

後期授業が始まりました。1日は、欧米言語文化学科のゼミ、生命環境学部の英語、欧米言語文化学科の英語史、国際文化学科の英語表現法の4コマ。英語(リーディング)の授業では、後期から多読を取り入れます。初回の今日は、とにかくたくさん読んでもらおう…

学位授与式

京都大学の学位授与式に出席し、博士号をいただきました。博士(文学)、論文博第565号。著書『英語の改良を夢みたイギリス人たち―綴り字改革運動史 1834-1975』(開拓社、2009年)を博士論文として学位申請し、口頭試問をしていただきました。試問してくだ…

9月5日速記・言語科学研究会のお知らせ

近づいてきたので再掲します。 速記・言語科学研究会の研究報告会を、9月5日午後1時15分から、京都府立大学で開催します。関心を持っていただけるかたがたのご来聴を歓迎いたします。 速記・言語科学研究会(合同開催 第34回速記科学研究会) 【プログラム】…

ジェンダー論レポート課題

前期に担当した全学向けリレー講義「現代社会とジェンダー」の講義では、講義担当者5人がそれぞれレポート課題を出し、受講生はそのなかからひとつ選んでレポートを提出します。私の出した課題は次のようなものです。(→講義日記はこちらとこちらとこちら)…

ロンドン大学夏期音声学セミナー

ロンドン大学(ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン)の夏期音声学セミナーに参加しています。8月9日から20日まで。音声学についての講義と実習が毎日50分×6コマあります。実習は10人くらいの小グループに分かれてのもので、私の入ったグループは大学教員…

9月5日速記・言語科学研究会のお知らせ

速記・言語科学研究会の研究報告会を、9月5日午後1時15分から、京都府立大学で開催します。関心を持っていただけるかたがたのご来聴を歓迎いたします。 速記・言語科学研究会(合同開催 第34回速記科学研究会) 【プログラム】 13:15〜17:00 「開…

『コルヌコピア』第20号

京都府立大学英文学会の学会誌『コルヌコピア』第20号が発行されました。 目次 「イシグロ的リアリズム―When We Were Orphansにおける上海の記憶」 塚脇由美子 「One Writer's Begennings and Ending: Eudora Weltyにおける「老い」の戦略」 金沢哲 「映画『…

アジア英語事情の映画

欧米言語文化基礎演習IIIの授業が、終わりました。最終回の今日は、中国のカリスマ英語教師リー・ヤンについてのドキュメンタリー映画『クレイジー・イングリッシュ』と、韓国の英語学習事情を描いた恋愛コメディ『英語完全征服』をとりあげました。『アジア…

『クレイジー・ハート』

しばらく前のことですが、『クレイジー・ハート』(Crazy Heart, 2009, スコット・クーパー監督)を京都シネマに見に行きました。落ち目でアルコール依存症のカントリーミュージック歌手(ジェフ・ブリッジス)の日々。 その日々を変えるきっかけになるシン…

『英語教育への新たな挑戦』

『英語教育への新たな挑戦―英語教師の視点から』(小迫勝、瀬田幸人、福永信哲、脇本恭子編著、2010年、英宝社、3,150円)。20本の論考が収められています。帯には「英語教材を見る多様なまなざしは、授業実践ストラテジーの宝庫である。英語教育に携わる英…

『否定的な意味の動詞とその構文』

Verbs of Implicit Negation and their Complements in the History of English, Yoko Ieiri, John Benjamins Publishing Company, 2010.紀伊國屋書店サイトによると、書名邦訳は、『否定的な意味の動詞とその構文―英語史の観点から』。英語史研究会や、近代…

「現代社会とジェンダー」終了

リレー式講義「現代社会とジェンダー」が終了しました。最終回は、講義を担当した講師陣5人が壇上に並び、受講生からの質問に答えるという形式でした。質問は、二週間前の授業でアンケート用紙を配布回収しています。そこに書かれた112人の質問・コメント内…

オープンキャンパス

文学部と公共政策学部のオープンキャンパスがありました。明日25日は、生命環境学部です。午前中の学科ガイダンスと、模擬授業のあと、私は午後の相談コーナーで参加してくれた高校生や保護者のかたとお話させていただきました。関西からだけではなく、遠方…

『ローラーガールズ・ダイアリー』

『ローラーガールズ・ダイアリー』(ドリュー・バリモア監督、Whip it, 2009年)を見ました。アメリカ南部テキサス州オースティン郊外の小さな町に暮らす17歳のブリス(エレン・ペイジ)が、ローラーゲームを始め、夢中になることで、自分がやりたいことを見…

宝塚歌劇星組公演『ロミオとジュリエット』(ネタばれ)

4月に見た月組公演『スカーレット・ピンパーネル』を友達に誘ってもらって見に以来(→日記はこちらやこちら)、ちょっと宝塚づいていて、6月には宙組公演『トラファルガー ―ネルソン、その愛と奇跡』『ファンキー・サンシャイン』を見にいき、今日は、星組公…

『トイ・ストーリー3』

『トイ・ストーリー3』(Toy Story 3、リー・アンクリッチ監督)を家族で見に行きました。(ねたばれになるので詳しくは書きませんが)悪者おもちゃが、He don't know nothing.と、非標準的な英語を話していました(動詞はknowじゃなくて他の動詞だったかもし…

公開講座@エーリッヒ・ケストナー

京都府立大学文学部欧米言語文化学科ドイツ言語文化教員及び共同研究員を講師として、リカレント学習講座「エーリッヒ・ケストナーで学ぼうドイツの文学と社会」が開かれます。日時は、9月18日、25日、10月2日、9日の各土曜日、13:30-16:00です。詳しくは、大…

オープンキャンパス7/24, 25

京都府立大学のオープンキャンパス2010が、7月24日(土)、25日(日)に開かれます。詳細は、大学ホームページの案内(→こちら)をごらんください!

「不倫は許されない行為か」

新入生ゼミナールも、いよいよ終盤です。ゼミ参加者の話し合いで、最初に選ばれた本は、『なぜ日本人は英語ができないのか』(鈴木孝夫著)で、これを3回かけて読み、議論しました。次に、読んでみたい本を各自一冊挙げてもらい、一人二票の多数決で決めた…

She sells seashells. . .

「メディアイングリッシュa」の授業では、『ABC World News DVDで学ぶABCニュースの英語12 - ABC World News 12』(山根繁著、金星堂)を教科書にして、授業をしています。アメリカのABCニュースの映像が各単元のテキストで、それに準拠した練習問題(語彙確…

『ちょんまげぷりん』の著者は男性か?

映画公開間近で話題になっている『ちょんまげぷりん』(荒木源著、小学館)。しばらく前に、原作小説を、タイトルと表紙につられて書店で手にとり、読みました。江戸時代からタイムスリップしてきた侍と、ワーキングマザー(息子は保育園児、離婚して二人暮…

wikiとネットとゼミ発表

ゼミの発表やレポートで、wikipediaを主要参考文献としてあがっているものがあります。確かに、調べもののとっかかりとしては、手軽で便利なのですが、それだけでは勉強にならないー。あくまでもそれは手がかりとして、文献でも裏付けるようにという話をする…

日本「アジア英語」学会

日本「アジア英語」学会のシンポジウムを聴講に、神戸芸術工科大学に行ってきました。私はこの学会の会員ではないのですが、シンポジウム「ニホン英語の可能性」を、大変おもしろく聞かせていただきました。大会プログラムはこちらです。また、今年度後期の…

欧米言語文化演習(応用言語学)

欧米言語文化学科の私のゼミ―欧米言語文化演習(応用言語学)―では、世界各地の英語の特徴を解説した本、World Englishes: Implications for International Communication and English Language Teaching, Andy Kirkpatrick (Cambridge University Press, 20…

多言語社会研究会

第48回多言語社会研究会(東京例会。共催:東京大学東洋文化研究所班研究「アジアにおける多言語状況と言語政策史の比較研究」)で、「19、20世紀イギリスの綴り字改革運動―文化・社会的背景と言語観」という発表をしました。発表要旨(↓)のような概論のあ…

長い一日

金曜日は、1限目から4限目まで授業があります。今日は、そのあと、委員会がありました。長〜い一日でした。しかも、今日は朝、3時20分から始まったので、ことさら長く感じます^^; 帰りの電車の乗り換え駅で、スポーツ紙を購入。夕刊紙を電車の中で読むよ…

教育実習巡回指導

ゼミ(国際文化演習)の学生さんが奈良の高校で教育実習を行っているので、巡回指導に行きました。授業中は、主に英語で行うという学校の方針だそうで、がんばって取り組んでいる様子を見せてもらいました。授業のあと、指導の先生と行われた反省会にも同席…

英米語の違い@『ロイヤル・セブンティーン』

欧米言語文化基礎演習IIIの受講生による発表第3回(→第1,2回発表についてはこちら。とりあげた映画は『ロイヤル・セブンティーン』。アメリカで母と暮らすの17歳の女の子(アマンダ・バインズ)が、生後すぐ別れたイギリス貴族の父を訪ねて、イギリスの…

父の日

父の日のプレゼントを子どもたちと買いに行きました。ラッピングしてもらうときに、カードも添えられるというので、一枚ずつ書かせました。綴りは手伝ってやりながら、内容は子どもが考えました。下の息子@小2が書いたのは、Always thank you.えーと。これ…