「現代社会とジェンダー」終了

リレー式講義「現代社会とジェンダー」が終了しました。最終回は、講義を担当した講師陣5人が壇上に並び、受講生からの質問に答えるという形式でした。質問は、二週間前の授業でアンケート用紙を配布回収しています。そこに書かれた112人の質問・コメント内容を、全員分記したものを印刷配布してのものでした。毎年この資料作成(コメント転記、印刷)をやってくださっているコーディネーターのO先生に感謝です!!

私は、自分あてに寄せられた言語とジェンダーの講義関連の質問に答えました…(→講義日記はこちらこちら)。


それから、他の先生の講義との関連で寄せられた「府立大学の教員の男女比率は半々ですか?」という質問に答えました。現在、府立大学には150名あまりの専任教員がいて、そのなかで女性教員比率は約16%です。少ないと見るか多いと見るかー。立場、考え方によると思いますが、わたし自身は、決して多くないと考えています(…もちろん、これにはいろいろな要因があるわけですがー)。ただ、職階があがるほど女性比率が下がるという職場組織によく見られる状況は府大にはあてはまらなくて、職階的には教授が多いです。また今年度から、学生部長、教務部長ともに女性教授で、これは私が20年近くこの大学に勤めているなかで初めてのことで、やはり感慨深いです。普段は、職場において、女性だから男性だからということにひっかかっているわけではありませんが、折りに触れて、客観的な状況を確認しておくことは大事だと考えています。