2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

W.D.ホイットニー

W.D.ホイットニーについて短い論文を書いています。スティーブン・G・アルター(Stephen G. Alter)の言語学史的評伝『ウィリアム・ドワイト・ホイットニーと言語科学』(William Dwight Whitney and the Science of Language,2005)を、数年前に読んで以…

『AZUR』3号 

京都府立大学ドイツ文学会の学会誌『AZUR』(アツール)が発行されました。 目次 <特集>グリルパルツァー・シンポジウム 非音楽的な音楽家―「貧しい辻音楽師」とその兄弟たち 松村朋彦 19世紀オーストリアのファウスト作品―レーナウとグリルパルツァー 児…

『ソーシャル・ネットワーク』

『ソーシャル・ネットワーク』(The Social Network、2010年、 デイビッド・フィンチャー監督)ハーバード大学在学中にフェイスブックを考案したマーク・ザッカーバーグが主人公(ジェシー・アイゼンバーグ)。考案の過程と、巻き込まれていく訴訟を事実に基…

卒論提出日

国際文化学科4回生の、卒論提出日でした。2月初めに口頭試問があり、まだ、これで終わりというわけではありませんが、それにしても昨年2月の構想提出以来、約1年。がんばって、ここまで仕上げて、提出されたことを喜びたいです!お疲れ様でした。私が指導…

『レオニー』

『レオニー』(Leonie、2010年、松井久子監督、脚本、製作) 彫刻家イサム・ノグチ(1904-1988)の母、レオニー・ギルモア(1873-1933)の生涯を、ドウス昌代『イサム・ノグチ』にインスパイアされ、伝記的事実を再構成して描いた映画。イサム・ノグチの父で詩人…

『日本の速記』に掲載

社団法人日本速記協会発行の『日本の速記』、2011年1月号(No.865)に、「ピットマンのフォネティック・リフォーム―その成功と失敗とは」(6−12頁)が掲載されました。速記科学研究会、速記言語・科学研究会の合同研究会として昨年9月に京都府立大学で開催し…

『ガロア 天才数学者の生涯』

『ガロア 天才数学者の生涯』(加藤文元著、中公新書)読了。1811−32、生誕200年。「代数方程式べき根による可解性」の問題に完全な解答を与えた云々という内容について全くわからない読者(私)におもしろく読ませる本でした。19世紀欧州知識人の伝記を、21…

『バーレスク』

あけましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいいたします。2011年初めての映画は『バーレスク』を見に行きました。年末に学生さんに、おもしろいからぜひ!と言われていたので。面白かったです。教えてくれてありがとう!(そのあと美容院のアシ…