『バーレスク』

あけましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいいたします。

2011年初めての映画は『バーレスク』を見に行きました。年末に学生さんに、おもしろいからぜひ!と言われていたので。面白かったです。教えてくれてありがとう!(そのあと美容院のアシスタントの女の子@20代前半、にも勧められました)。自分では見に行かなかったと思います。

ハリウッドでバーレスク(女性の性的な魅力をアピールした歌と踊りの舞台)を見せるクラブを経営する女性(シェール)と、自分の歌と踊りの才能を生かすチャンスを求めてアイオワから出てきた若い女性(アギレラ)の物語。アギレラとシェールの歌が「鳥肌もの」でした。やはりミュージカルは歌が命!と思わせる映画でした。

台詞部分の英語もわかりやすく、元気な女の子のサクセスストーリーが若者女子に人気なのもよくわかる気がします。とはいうものの、セクシーな舞台(=バーレスク)が主なので、授業では使いにくそう。白昼の教室ではややembarrassingというかuncomfortableなかんじがするかもしれませんー。

男性陣はスタンリー・トゥッチがまた出た!というかんじ。『プラダを着た悪魔』と同じく、女性ボス(シェール)の腹心の部下で、若い元気な主人公(アギレラ)の相談役にもなる。でもゲイなので恋愛関係はなしという役どころ。

トゥッチ以外の男性陣は名前を知らなかったのですが、顔立ち、雰囲気、役柄からして、アメリカのTVドラマで大人気なんだろうなーと思いながら見ていました。あくの強くない、くせのない、「かっこいい役」俳優。ガム・ジガンデー、エリック・デイン、ピーター・ギャラガー

見ながら、いいなあと思ってメモしたいくつかの台詞。

強い女に向けた悲鳴のような男の台詞 Your dream is just killing me.

アギレラは最初クラブのなかでも浮いていてShe doesn't blend in.と言われる。でもYou won't be the new girl forever.という慰めも。

やっぱりwin-win とかってうさんくさいニュアンスがあるよね(失礼!)、と思ったシェールのクラブのっとりを企てる敵役の台詞 It's a win-win situation . It's business. It's not personal.

うーんとうなった大人の男女の台詞。女"Tell me a new lie." 男"I don't love you. "

シェールが敵役に言う嫌味なせりふが "That must have made you very popular in the sandbox."(公園[砂場]で人気ものだったでしょうね)というシェールが敵役に言う嫌味な台詞。実はunpopularだったのかもしれません。思い出せない。皮肉を込めてpopularだったんじゃないかと思いますがー。要確認。

バーレスク [DVD]

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