2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『英語教育への新たな挑戦』

『英語教育への新たな挑戦―英語教師の視点から』(小迫勝、瀬田幸人、福永信哲、脇本恭子編著、2010年、英宝社、3,150円)。20本の論考が収められています。帯には「英語教材を見る多様なまなざしは、授業実践ストラテジーの宝庫である。英語教育に携わる英…

『否定的な意味の動詞とその構文』

Verbs of Implicit Negation and their Complements in the History of English, Yoko Ieiri, John Benjamins Publishing Company, 2010.紀伊國屋書店サイトによると、書名邦訳は、『否定的な意味の動詞とその構文―英語史の観点から』。英語史研究会や、近代…

「現代社会とジェンダー」終了

リレー式講義「現代社会とジェンダー」が終了しました。最終回は、講義を担当した講師陣5人が壇上に並び、受講生からの質問に答えるという形式でした。質問は、二週間前の授業でアンケート用紙を配布回収しています。そこに書かれた112人の質問・コメント内…

オープンキャンパス

文学部と公共政策学部のオープンキャンパスがありました。明日25日は、生命環境学部です。午前中の学科ガイダンスと、模擬授業のあと、私は午後の相談コーナーで参加してくれた高校生や保護者のかたとお話させていただきました。関西からだけではなく、遠方…

『ローラーガールズ・ダイアリー』

『ローラーガールズ・ダイアリー』(ドリュー・バリモア監督、Whip it, 2009年)を見ました。アメリカ南部テキサス州オースティン郊外の小さな町に暮らす17歳のブリス(エレン・ペイジ)が、ローラーゲームを始め、夢中になることで、自分がやりたいことを見…

宝塚歌劇星組公演『ロミオとジュリエット』(ネタばれ)

4月に見た月組公演『スカーレット・ピンパーネル』を友達に誘ってもらって見に以来(→日記はこちらやこちら)、ちょっと宝塚づいていて、6月には宙組公演『トラファルガー ―ネルソン、その愛と奇跡』『ファンキー・サンシャイン』を見にいき、今日は、星組公…

『トイ・ストーリー3』

『トイ・ストーリー3』(Toy Story 3、リー・アンクリッチ監督)を家族で見に行きました。(ねたばれになるので詳しくは書きませんが)悪者おもちゃが、He don't know nothing.と、非標準的な英語を話していました(動詞はknowじゃなくて他の動詞だったかもし…

公開講座@エーリッヒ・ケストナー

京都府立大学文学部欧米言語文化学科ドイツ言語文化教員及び共同研究員を講師として、リカレント学習講座「エーリッヒ・ケストナーで学ぼうドイツの文学と社会」が開かれます。日時は、9月18日、25日、10月2日、9日の各土曜日、13:30-16:00です。詳しくは、大…

オープンキャンパス7/24, 25

京都府立大学のオープンキャンパス2010が、7月24日(土)、25日(日)に開かれます。詳細は、大学ホームページの案内(→こちら)をごらんください!

「不倫は許されない行為か」

新入生ゼミナールも、いよいよ終盤です。ゼミ参加者の話し合いで、最初に選ばれた本は、『なぜ日本人は英語ができないのか』(鈴木孝夫著)で、これを3回かけて読み、議論しました。次に、読んでみたい本を各自一冊挙げてもらい、一人二票の多数決で決めた…

She sells seashells. . .

「メディアイングリッシュa」の授業では、『ABC World News DVDで学ぶABCニュースの英語12 - ABC World News 12』(山根繁著、金星堂)を教科書にして、授業をしています。アメリカのABCニュースの映像が各単元のテキストで、それに準拠した練習問題(語彙確…

『ちょんまげぷりん』の著者は男性か?

映画公開間近で話題になっている『ちょんまげぷりん』(荒木源著、小学館)。しばらく前に、原作小説を、タイトルと表紙につられて書店で手にとり、読みました。江戸時代からタイムスリップしてきた侍と、ワーキングマザー(息子は保育園児、離婚して二人暮…

wikiとネットとゼミ発表

ゼミの発表やレポートで、wikipediaを主要参考文献としてあがっているものがあります。確かに、調べもののとっかかりとしては、手軽で便利なのですが、それだけでは勉強にならないー。あくまでもそれは手がかりとして、文献でも裏付けるようにという話をする…

日本「アジア英語」学会

日本「アジア英語」学会のシンポジウムを聴講に、神戸芸術工科大学に行ってきました。私はこの学会の会員ではないのですが、シンポジウム「ニホン英語の可能性」を、大変おもしろく聞かせていただきました。大会プログラムはこちらです。また、今年度後期の…

欧米言語文化演習(応用言語学)

欧米言語文化学科の私のゼミ―欧米言語文化演習(応用言語学)―では、世界各地の英語の特徴を解説した本、World Englishes: Implications for International Communication and English Language Teaching, Andy Kirkpatrick (Cambridge University Press, 20…