『トイ・ストーリー3』

トイ・ストーリー』(Toy Story 3、リー・アンクリッチ監督)を家族で見に行きました。

(ねたばれになるので詳しくは書きませんが)悪者おもちゃが、He don't know nothing.と、非標準的な英語を話していました(動詞はknowじゃなくて他の動詞だったかもしれません、メモ忘れー)。三人称現在のSがついていない、また、don't . . . no . . .で否定の意味を表わす、など。

子どもも大人も楽しめるいい映画でした。おもちゃの視点で描かれるところと、人間の視点で描かれるところの切り替えが効果的。この二つの視点の切り替え、見える風景の違いが、ひとつのストーリーのなかに溶け合っているところがすごいなあ。

字幕版を探していたところ、先月京都駅前にできたシネコンTジョイでは、昼間もやっていました。アニメ映画の字幕版をやっている館がそもそも少ないし、二週目からは夜だけというところも多いので、ありがたかったです。

敢えて英語版にこだわったのは、私がトム・ハンクスのファンなのでー。わたくし的には、ウッディはトム・ハンクスだし、トム・ハンクスの当たり役のひとつがウッディです。ウッディは、今回のTS3では利他的リーダー、円熟キャラになっていましたが、TS1や2では、トム・ハンクスが20歳代のころから、『ユー・ガット・メール』あたりまでやっていたコメディでの、テンションが高くて、調子がよくて、憎めないけれど、結構もろくて未熟なキャラとかぶるなあ、と思っていました(『スプラッシュ』『ビッグ』『パンチライン』などなど)。

トイ・ストーリー3 オフィシャルガイドブック

トイ・ストーリー3 オフィシャルガイドブック