2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『ずっとあなたを愛してる』

『ずっとあなたを愛してる』Il y a longtemps que ju t'aime (フィリップ・クローデル監督 2008) いい映画でした。 今年の第一四半期に見た映画では、私的ベスト1。 主人公がクリスティン・スコット・トーマスなので、英語と決めてかかっていたら、フラン…

『識字と読書』合評会

『識字と読書―リテラシーの比較社会史』(松塚俊三・八鍬友広編、2010年、昭和堂)の合評会が、比較教育社会史研究会2010年春季大会のプログラムのひとつとして、28日午前に同志社大学で開かれました(→本の目次はこちらです)。識字と読書―リテラシーの比較…

英語史研究会

京都大学文学部で開かれた、英語史研究会に初めて参加しました(→プログラムはこちら)。いろいろな発表を聴き、いろいろな関心を持った方と懇親会などでお話しできて、大変勉強になりました。しばらくお目にかかっていなかった先生と久しぶりにお話したり、…

イギリスの学術誌投稿と学術書出版についてのセミナー

京都大学文学部で英語学の家入葉子先生が主宰された、DR JENNIFER SMITH & DR JONATHAN HOPEによる「学術誌への投稿と学術書の出版について」のセミナーに参加しました。(→詳しい内容はこちら)。講師の両先生には、先日大阪であった国際言語教育シンポジウ…

卒業式

卒業式でした。まぶしいほどの晴れやかな笑顔で、旅立っていく卒業生のみなさんに、幸多かれと願ってやみません。本当によくがんばって、卒論を書きあげ、この日を迎えられましたね。心からお祝い申し上げます。I am proud of you. You've earned it. We are…

明日は卒業式

明日は、京都府立大学の卒業式です。式は、大学の北隣にある京都コンサートホールで行われ、その後、大学に戻って各学科ごとに卒業証書が授与されます。今日は雨もよいの一日でしたが、明日はお天気が好転しますように!

ラングドン教授@『ダ・ヴィンチ・コード』

映画のなかの大学教師その2。(→授業で立ち往生する美学講師@『モナリザ・スマイル』日記はこちら) プレゼンのうまい先生だなあと思ったのが、『ダ・ヴィンチ・コード』のラングドン教授(トム・ハンクス)。ハーバード大学の宗教象徴学教授。映画冒頭の…

けんか萌え

このたび刊行された「『サウンド・オブ・ミュージック』で学ぶ欧米文化」(野口祐子編著、世界思想社。詳しくはこちら)のなかで、私が書いた「第3章「ドはドーナツのド」ではない?―『サウンド・オブ・ミュージック』の英語」は、第1節 オーストリアを舞台…

『サウンド・オブ・ミュージックで学ぶ欧米文化』

『サウンド・オブ・ミュージックで学ぶ欧米文化』(野口祐子編、世界思想社、2010年)が刊行されました。京都府立大学欧米言語文化学科の教員6人が執筆しています。私は、第3章「ドはドーナツのド」ではない?―『サウンド・オブ・ミュージック』の英語、を…

『図説 世界の文字とことば』

『図説 世界の文字とことば』(町田和彦編)という本を手に取りました。めくっているだけで、わくわくするような、楽しい本です。図説 世界の文字とことば (ふくろうの本/世界の文化)作者: 町田和彦出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2009/12/16メディア…

『のび太の人魚大海戦』の人魚族の文字

週末に子どもと見に行ったドラえもん映画『のび太の人魚大海戦』で、人魚族の古文書や王家のティアラの刻印に使われていた文字が、気になりました。ルーン文字に似ているのかなという印象。映画パンフレットでは、STORY2の右上に絵があります。人魚族王家の…

『マンガで知る左京の歴史』

昨日府立大学で開かれたシンポジウム会場で(→こちら)、『マンガで知る左京の歴史』という小冊子が配布されていました。左京区誕生80周年記念で作られたもので、左京区役所や左京・岩倉図書館などで配布されるそうです。その他の配布先や郵送希望については…

『日本語から見た日本人―主体性の言語学』

『日本語から見た日本人―主体性の言語学』(廣瀬幸生・長谷川葉子著、2010年、開拓社)日本語から見た日本人―主体性の言語学 (開拓社言語・文化選書)作者: 廣瀬幸生,長谷川葉子出版社/メーカー: 開拓社発売日: 2010/03/01メディア: 単行本 クリック: 5回この…

3/13(土)公開シンポ「祇園祭から世紀末ウィーンまで」

今週の土曜日、13日に13時から京都府立大学で、公開シンポ「祇園祭から世紀末ウィーンまで―京都のなかのドイツ文化」が開かれます。たくさんの方のご来聴をお待ちしています。(以下、府立大学ホームページ新着情報からの引用です。詳しくはこちらをご覧くだ…

『ザ・エージェント』と言葉遣いのしつけ

『ザ・エージェント』(Jerry Maguire、 キャメロン・クロウ監督、1996年) をBSでやっていたので見ました。スポーツ選手の契約を扱う会社で活躍していた男(トム・クルーズ)が、理想を唱えたために解雇され、ただ一人賛同してくれた経理の女性(レニー・…

『映画は遊んでくれる』のヴィゴ

『映画は遊んでくれる』(芝山幹郎)を、書店で見かけて手に取ったら、表紙にヴィゴ・モーテンセンの『イースタン・プロミス』の写真が!そういえば、『渋く、薄汚れ。』(滝本誠)の裏表紙に、『ヒストリー・オブ・バイオレンス』のヴィゴの写真を映画女子…

『ドイツ保守革命』

『ドイツ保守革命―ホフマンスタール/トーマス・マン/ ハイデッガー / ゾンバルトの場合』(青地伯水編著、友田和秀・國重裕・恒木健太郎著、2010年、松籟社)。京都府立大学欧米言語学科の青地先生編著書で、府立大学共同研究員の恒木先生も執筆していらっし…

どうやって気分転換しますか?

今日は週末ながら一日会議日。かなりヘビーだったので、有効な気分転換方法を探さねば眠れないと思いながら帰宅しました。思いついたのが、(1)ジムで走る、(2)映画を見に行く、(3)ワインを飲む。結局(3)ワインを飲む、という一番安直な選択をし…

『西洋音楽史―「クラシック」の黄昏』

『西洋音楽史―「クラシック」の黄昏』(岡田暁生著、中公新書、2005年) 「可能な限り一気に読みとおせる音楽史を目指し、専門用語などの細部には極力立ち入らない。そして何より、中世から現代にいたる歴史を「私」という一人称で語ることを恐れない」(ii)…

『教育の職業的意義―若者、学校、社会をつなぐ』

『教育の職業的意義―若者、学校、社会をつなぐ』(本田由紀著、ちくま新書)をしばらく前に読みました。先日の朝日新聞書評にも載っていたので、思いだして読書日記。教育の職業的意義―若者、学校、社会をつなぐ (ちくま新書)作者: 本田由紀出版社/メーカー:…

『かいじゅうたちのいるところ』

『かいじゅうたちのいるところ』(Where the Wild Things Are、スパイク・ジョーンズ監督、2009年)を1月に見に行きました。大人も、童心に帰らずに(?)楽しめるいい映画でした。子どもと一緒にもう一度行きたいと思っていましたが、逃してしまいました。…

『ロック・ミー・ハムレット!』と頭文字を使った呼びかけ

『ロック・ミー・ハムレット!』(Hamlet 2、アンドリュー・フレミング監督、2008年)をDVDで見ました。お下品おばかコメディ。でも、手堅く面白おかしかった。売れない俳優(スティーブ・クーガン)が、高校の演劇クラスの講師として、ハムレット続編を上演…