『サウンド・オブ・ミュージックで学ぶ欧米文化』

サウンド・オブ・ミュージックで学ぶ欧米文化』(野口祐子編、世界思想社、2010年)が刊行されました。京都府立大学欧米言語文化学科の教員6人が執筆しています。私は、第3章「ドはドーナツのド」ではない?―『サウンド・オブ・ミュージック』の英語、を担当しました。

2008年秋に行ったリレー式講義形式の社会人対象のリカレント学習講座が元になっています(→公開講座についての日記はこちら)。また、私の担当の章については、2009年秋に南陽高校での模擬授業でも一部お話しました(→日記はこちら)。

『サウンド・オブ・ミュージック』で学ぶ欧米文化

『サウンド・オブ・ミュージック』で学ぶ欧米文化


序章  『サウンド・オブ・ミュージック』ができるまで (野口祐子)
第1章 自然への愛と祖国愛―『サウンド・オブ・ミュージック』のテーマ (野口祐子)
第2章 セーラー服を脱ぎ捨てて―『サウンド・オブ・ミュージック』の子どもたち (浅井学)
第3章 「ドはドーナツのド」ではない?―『サウンド・オブ・ミュージック』の英語 (山口美知代)
第4章 滅びゆく帝国と古都ザルツブルク―『サウンド・オブ・ミュージック』のオーストリア史 青地伯水
第5章 メイド・イン・USA―『サウンド・オブ・ミュージック』における家庭の/自国の問題 (出口菜摘)
第6章 トラップ合唱団の曲目と『サウンド・オブ・ミュージック (横道誠)
終章  『サウンド・オブ・ミュージック』のその後 (野口祐子)



刊行は今月初めだったのですが、本の写真がこちらのブログ(はまぞう)に出なくて少し遅くなってしまいました。加藤恒彦さん装丁のカバー写真をぜひ紹介したかったのでー!『メアリー・ポピンズのイギリス―映画で学ぶ言語と文化』(野口祐子編著、世界思想社、2008年)に引き続き、よろしくお願いします♪ 

メアリー・ポピンズのイギリス―映画で学ぶ言語と文化

メアリー・ポピンズのイギリス―映画で学ぶ言語と文化

(…『サウンド・オブ・ミュージック』のどこが個人的にツボだったかという日記は→こちら