2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

科研報告書

『科研費研究課題 世界諸英語に関する理解を深めるための映画英語教育 2014年度活動報告書』刊行しました。研究代表者として、学内外の4人の分担研究者の先生方と行っている研究です。3か年計画の2年目が終わったところなので、活動報告記録、中間報告です。…

『イミテーション・ゲーム』の英語

さてさて、見に行きました、『イミテーション・ゲーム』。ナチスドイツの暗号エニグマを解読したケンブリッジ大学の数学教授アラン・チューリングが、同性愛者であるということで犯罪者とされた史実に基づく映画です。 チューリングを演じるカンバーバッチ君…

『ノッティングヒルの恋人』の日本人ビジネスマン

『科研費研究課題「世界諸英語に関する理解を深めるための映画英語教育」2014年度活動報告書』(印刷中)に、「映画のなかのジャパニーズ・イングリッシュ」という短い論考を書きました。昨年8月2日に行ったシンポジウム「日本人の英語はどう聞こえるか?―世…

『イントゥ・ザ・ウッズ』のウ

『イントゥ・ザ・ウッズ』。グリム民話パロディであるブロードウェイミュージカル原作(ソンドハイム作詞作曲)の映画化。ロブ・マーシャル監督。同僚の演劇研究者S先生からの熱いお勧め文句は「テンポが速いのでおもしろい、赤ずきんが生意気」。それから…

学位授与式

午前中、京都コンサートホールで、学位授与式(学士号と修士号)が挙行され、午後、大学会館多目的ホールで、博士号の学位授与式が行われました。卒業、修了、博士号を取得されたみなさん、おめでとうございます! - 学長式辞で言及されていたパウロ・フレイ…

府立植物園は梅が見ごろ!

京都府立大学のお隣の京都府立植物園。今、梅が見ごろです。京都府立大学の学生さんは学生証提示で入園できます。お散歩がてらぜひお出かけください。教員も職員証提示で入れていただいておりますので、春の花を見にまた足を運ぼうと思います。

『ドラマと方言の新しい関係』

昨夏出版されたこちらの本、おもしろいです。2014年3月22日(ちょうど一年前ですね、偶然ですが)の公開シンポジウムに基づいています。ドラマと方言の新しい関係: 『カーネーション』から『八重の桜』、そして『あまちゃん』へ作者: 金水敏,岡室美奈子,田中…

広報卒業特集号

府大広報『ふたはの桂』No.175、卒業特集号が発行されました。私は4回生担任なので、送る言葉を書かせていただきました。再掲します。 - 「きっと、うまくいく」欧米言語文化学科 山口美知代 授業で紹介したインド映画「きっと、うまくいく」のことを今思い…

カチュル―著作集

世界諸英語研究の第一人者、ブラジ・カチュル―(Braj Kachru)の著作集を昨年から予約していましたが、ようやく出たということで、研究室に届きました。基本文献として来年度以降のゼミでも利用していきたいです。卒論作成にもぜひ使ってください。英語話者の…

『コピペと言われないレポートの書き方教室』

ツイッターで同業のかたが紹介されていて手にとりました。タイトルにぎょっとします。なんというか、発想の転換といいましょうか。でも、そういうところから説いていく必要があるのは、痛感しています。本書の内容は非常に実用的で、レポートの参考文献にウ…

研究会

学生時代からお世話になっている先生を囲んでの研究会が、3月15−16日に開かれ、参加しました。毎回、全参加者が現在の研究状況について報告する形式なので、研究が進んでいないときはつらいのですが、参加すると刺激をいただけます。今回私は、現在編集中の…

世界の英語を映画で学ぶゼミ

来年度後期のゼミでは、欧米言語文化学科の教員で作った本『世界の英語を映画で学ぶ』(松柏社)を使い、世界諸英語の特徴を映画を使って分析します。各章で扱っている映画を、あらかじめゼミの参加者全員に見てもらったうえで、担当者に発表してもらおうと…