2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧
『沈黙の画布』(篠田節子、新潮文庫)を読みました。久しぶりに小説を寝る間を惜しんで読みました。おもしろかったです。無名の地方画家が、エッセイでとりあげられたことから脚光を浴びるようになる話。画家はなくなっていて、著作権を持っている画家の妻…
今学期二回担当した(→担当回の日記はこちら)は教養教育科目の「現代社会とジェンダー」の最終回で、他の4人の講師の方々と合同で、「公開討論会」をしました。あらかじめ、受講生さんから意見、コメント、質問を提出してもらい、それをもとに、講師が質問に…
『タイム・バインド―働く母親のワークライフバランス 仕事・家庭・子どもをめぐる真実』(ホックシールド)読了。ホックシールドは、卒論で感情労働を扱っていたひとがいたときに初めて名前を聞いた。セカンドシフトといい、影響力があるアメリカの社会学者…
『おおかみこどもの雨と雪』を、小4息子と一緒に見に行きました。いい映画でした。すごいなー。楽しかった。 テーマは母親。子育て。狼男の子ども(=おおかみこども)を夫に先立たれた若い女性(人間)がひとりで育てる話。おおかみこどもの成長特有のむ…
『ダークナイト・ライジング』(Batman The Dark Knight Rises)見ました。この夏一番楽しみにしていた映画。公開1週間ほどまえから、『ダークナイト』のサントラかけて予習しておりました。見終えて、クリスチャン・ベールがクリストファー・ノーラン監督に…
7月21日、22日、京都府立大学オープンキャンパス2012が開かれました。文学部は21日の開催となりました。欧米言語文化学科では、金澤哲先生の学科紹介と、出口菜摘先生の模擬授業「アメリカ国家形成における言葉のはたらき」、それから、横道誠先生による学生…
調査旅行の後半、クアラルンプールに来ました。マレーシア行きに先立って、日本で、マレーシア映画を何本かDVDで見ました。日本でDVDが発売されているマレーシア映画というのはあまり多くないのですが、そのなかの一本が、『ドリフト・エボルーション』。女…
昨日から、シンガポール英語について調べるためにシンガポールに来ています。「シングリッシュ」と呼ばれる、発音や文法面で特徴的な英語は、皆が話しているわけではありませんが、やはりよく耳にします。タクシーで移動するときには、いい機会と思っていろ…
京都外国語大学で開かれた日本「アジア英語」学会第30回全国大会(→プログラムはこちら)で、研究発表しました。Singapore English in Forever Feverというタイトルで、1998年のシンガポール映画『フォエバー・フィーバー』のなかの英語の特徴について発表し…
いまさらながら、はじめてみました。『ラストサムライ』(2003) The Last Samurai. エドワード・ズウィック監督。 トム・クルーズの人気がわかったっていうか、なんというか。こんな荒唐無稽な役をちゃんと自分にひきつけて自分を魅力的に見せるキャラクタ…
4回生の卒論テーマ提出期日が近づいてきました。学生さんが調べたいと思っているテーマと、指導教員(私)から見て、卒論が書けそう、なんらかの形になりそうと思えるテーマは、必ずしも同じではないので、そのあたりを、面談を通じてすり合わせてきましたが…
『ベッカムに恋して』(→日記はこちら)のグリンダ・チャーダ監督が撮った、『高慢と偏見』(Pride and Prejudice)のインド版映画、Bride and Prejudiceを、アメリカ版DVDで見ました。いやー、おもしろかった!!ボリウッド映画的に、歌と踊りにあふれていて…