『おおかみこどもの雨と雪』
『おおかみこどもの雨と雪』を、小4息子と一緒に見に行きました。いい映画でした。すごいなー。楽しかった。
テーマは母親。子育て。狼男の子ども(=おおかみこども)を夫に先立たれた若い女性(人間)がひとりで育てる話。おおかみこどもの成長特有のむずかしさを、絵的にのびやかに、表情豊かに、想像力豊かに描いているところが、映画的な魅力。
おおかみこどもを育てる、というのはメタファー。その根底にあるメッセージは「こどもは自分とは違う生き物である」「そしていつかは自分から離れていく」というようなこと。
雪(お姉ちゃんのほう)は、女に生まれるのではない、女になるのだ、をそのまんま生きていて、イデオロギー的には(笑)ちょっとあれなんだけど、でも、物語的にはうまいなあ、うん、うまかった。魅力的でした。
- 作者: 「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/07/23
- メディア: 単行本
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