2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『機関車トーマスと英国鉄道遺産』

『機関車トーマスと英国鉄道遺産』(秋山岳志著、集英社新書、2010年)を読みました。著者の秋山さんの『英国運河の旅』や『イギリス式水上極楽生活』『英国「乗物遺産」探訪』を面白く読んでいたので、トーマス本を執筆中と伺って以来、楽しみにしていまし…

26.2マイル

さて、夫婦で初ハーフマラソンに参加してからもうすぐ三カ月(→ハーフマラソン日記はこちら)。次はどうするー、とたがいに牽制しながら探りをいれつつ、ジムや戸外で走っているのですが。どうやらフルマラソンを検討する気になったらしい夫が、マラソン本を…

ストレッチをしながら

ジムでストレッチに参加しました。インストラクターのひとにいわれるままに、身体を動かします。「こうすると、ふとももの前の筋肉が伸びてるのわかりますか?」と言われてみると、確かに、言われたところが伸びているのがわかります。「じゃあ、次は、ふと…

新入生ゼミナール本選び

新入生ゼミナール3回目終了。(→初回の日記はこちら)。最初の本『日本人は英語がなぜできないか』(鈴木孝夫著、岩波新書)も、あと1回で終わるので、次に読む本を決めました。みなで読んでみたい本を一冊ずつ持ち寄り、自分の選んだ本以外の二冊に挙手。…

『スカーレット・ピンパーネル』

宝塚歌劇についての日記(→こちら)を読んだ友人が誘ってくれて、月組公演『スカーレット・ピンパーネル』を観にいってきました。宝塚はこれまでに一度花組の『愛あれば命は永遠に』(1985)を見たことがあるだけで、本当に久しぶりでした。きらきらしていて、…

『第9地区』

『第9地区』 (District 9 、ニール・ブロムカンプ監督、2009年)わわ、これはおもしろかった! グロ耐性がかなり低い私にはややチャレンジングではあったし、しばらくエビは買わないよ、とも思いましたが、でも、おもしろかった。 すごいな。バルタン星人…

『京都のドイツ文化受容』

平成21年度の京都府立大学地域貢献型特別研究(ACTR、アクター)のなかで、欧米言語文化学科の教員が、研究代表者になっている課題が二件ありました。そのなかの一件の研究報告書の目次を紹介します。(→もうひとつの研究課題はこちら)。 『京都のドイツ文…

『20世紀における京都の文化と景観に関する学際的研究』

昨年度の京都府立大学地域貢献型特別研究(通称、ACTR、アクター)のなかで、欧米言語文化学科の教員が、研究代表者になって進めた課題が2件ありました。平成21年度は、大学全体で20件、京都の地域課題についての研究が採択されています(→くわしくはこち…

ハリウッドの悪役はイギリス人?

イギリスの『テレグラフ』紙のTelegraph.co.ukのサイトで、イギリスの大女優ヘレン・ミレンが、「ハリウッド映画は悪役をイギリス人にするのをやめてほしい」(Hollywood should stop portraying villains as British)とインタビュー記事を読みました。(→…

手書きの顔文字

授業の最後に回収した、「コメント・質問用紙」を見ていると、手書きなのに、けっこう手の込んだ顔文字を複数使っている人が何人かあって、へええと思いました。手の込んだ、というのは、たとえば、こんなの(実際に、あった例というより、いまネットで見つ…

『シャーロック・ホームズ』とsuper-の発音

『シャーロック・ホームズ』(Sherlock Holmes、ガイ・リッチー監督、2010年)を見に行きました。友人からも、学生さんからも、おもしろい!という話をたくさん聞いていたので、楽しみにしていました。で、確かにおもしろかったです。わはは。ホームズ(ロバ…

速記・言語科学研究会

中之島の関西サイエンスフォーラム事務局に、『速記と情報社会』(中公新書)の著者、兼子次生先生を訪ねました。先日、兼子先生に紹介していただいた、言語人類学者の井上美弥子先生(スタンフォード大学。現在、同志社のスタンフォード大学日本センターに…

英語綴り字改革運動の文化社会史的研究

「英語綴り字改革運動の文化社会史的研究」という研究課題申請した科研費基盤研究(c)の内定をいただきました。22年度から24年度の3カ年計画で、昨年『英語の改良を夢みたイギリス人たち―綴り字改革運動史 1834-1975』(開拓社、2009年)としてまとめたこ…

『Comment Clauseの史的研究』

『Comment Clauseの史的研究―その機能と発達』(秋元実治編、英潮社フェニックス、2010年)を読んでいます。昨年5月29日に開催された近代英語協会第26回大会シンポジウムを元にして編まれた論集です。 第1章 Comment clauseとは (秋元実治) 第2章 …

新入生ゼミナールと『日本人はなぜ英語ができないか』

今日から授業開始。私にとっては今年初めての担当となる、開講3年目の「新入生ゼミナール」が始まりました。全学の新入生にとって必修の、月曜5限の科目。新書などを読んで、発表・ディスカッションを行う授業です。配属は、各学部のなかで、各学科から数…

『「サウンド・オブ・ミュージック」で学ぶ欧米文化』感想への感激

京都府立大学欧米言語文化学科の教員で共同執筆した『「サウンド・オブ・ミュージック」で学ぶ欧米文化』(野口祐子編著、世界思想社、2010年)を読んでくださった方から、感想のお手紙をいただきました。ありがとうございました。先日、この本の出版の反省…

宝塚『歌劇』と『フランス革命を旅したイギリス人』

宝塚歌劇団の情報誌『歌劇』の4月号(4月5日発売)に、京都府立大学文学部川分圭子先生のインタビュー記事(4頁分)が載っています!(→雑誌のサイトはこちら)。研究室がお隣なので、さっき見せていただきました♪宝塚歌劇団星組公演がはじまる「スカーレッ…

大学院ガイダンス

午後、大学院(文学研究科英語英米文学専攻)のガイダンスが、院生研究室で行われました。午前中の入学式で、博士前期課程、後期課程に入学された方をはじめとして、院生、教員が出席しました。履修の注意、修士論文・博士論文や、京都府立大学英文学会(学…

洛北、春爛漫

明日は入学式です。今年は、入学式も京都コンサートホールで行われます。そのあと、文学研究科英語英米文学専攻では、オリエンテーション。明後日は学部のオリエンテーションです。そして、来週からいよいよ授業開始です!府立大学周辺は、植物園も半木の道…