『京都のドイツ文化受容』

平成21年度の京都府立大学地域貢献型特別研究(ACTR、アクター)のなかで、欧米言語文化学科の教員が、研究代表者になっている課題が二件ありました。そのなかの一件の研究報告書の目次を紹介します。(→もうひとつの研究課題はこちら)。

『京都のドイツ文化受容―江戸期から平成期までの学際的研究』(研究代表者 青地伯水准教授)


目次 

はじめに―今年度の研究概括―
I    深見茂  祇園祭山鉾行事の運営とゲルマニスト―ドイツ市民文学研究者の京都町衆としての視点
II   渡邉伸  京あるいは都は日本語で都市の意味である―ドイツでの京都・日本のイメージ形成
III   吉岡いずみ 女性と社会―海野幸徳の社会事業理論の形成とドイツ女性運動
IV  吉岡真佐樹 大正期京都における社会教育論の可能性
           ―海野幸徳の社会事業論・社会教育論とドイツ社会教育学
V   浅井麻帆 ウィーン分離派と京都
VI  横道誠 ブルーノ・タウトに関する文献
VII  青地伯水 京都学派による近代の超克(2)―「世界史的立場」と「モラリッシェ・エネルギー」

(→関連の公開シンポジウムの様子はこちらです)