『Comment Clauseの史的研究』

『Comment Clauseの史的研究―その機能と発達』(秋元実治編、英潮社フェニックス、2010年)を読んでいます。昨年5月29日に開催された近代英語協会第26回大会シンポジウムを元にして編まれた論集です。

第1章 Comment clauseとは (秋元実治)
第2章 古英語にComment clauseは存在するか(米倉綽)
第3章 ChaucerのComment clause―認識・思考動詞の主観化とテクストの読み(中尾佳行
第4章 15世紀『パストン家書簡集』におけるComment clauseについて(田辺春美)
第5章 初期近代英語におけるComment clause (福元広二)
第6章 後期近代英語におけるComment clause(山本史歩子)
第7章 現代英語におけるI hopeとI expectの挿入詞機能 (秋元実治)
第8章 Comment clauseのまとめ(秋元実治)


近代英語協会は、大学院生のとき最初に入った学会(協会)でした。来月開かれる、近代英語協会第27回で、「綴り字改革運動を支持した19世紀の言語学者たち」という研究発表をします(→協会ホームページはこちら)。