ラングドン教授@『ダ・ヴィンチ・コード』

映画のなかの大学教師その2。(→授業で立ち往生する美学講師@『モナリザ・スマイル』日記はこちら


プレゼンのうまい先生だなあと思ったのが、『ダ・ヴィンチ・コード』のラングドン教授(トム・ハンクス)。ハーバード大学の宗教象徴学教授。映画冒頭の講義では、パワーポイントを駆使し、質問の向け方も巧み。

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原作小説では、ラングドン教授は「耳に溶けるチョコレートのような美声」だそうですがー。トム・ハンクスの声はチョコレート系ではないですね、残念ながら。His captivating presence is punctuated by an unusually low, baritone speaking voice, which his female students describe as "chocolate for the ears." (p.9)

学生が自分の話を食い入るように聞き、彼の講義に圧倒されている様子を、ルーブルを脱出しようとしながら、思い出しているところはこう描かれています。 "Langdon turned to face his sea of eager students." (p.99) なるほど、his sea of eager studentsねぇ。

(…卒業式が近づいてきたので、今卒業する学年の人たちが入学した2006年って自分は何をしていただろうと日記を振り返っていて、ああそうそうDVCの年だったと思いだしたのでした。)