『かいじゅうたちのいるところ』
『かいじゅうたちのいるところ』(Where the Wild Things Are、スパイク・ジョーンズ監督、2009年)を1月に見に行きました。
大人も、童心に帰らずに(?)楽しめるいい映画でした。子どもと一緒にもう一度行きたいと思っていましたが、逃してしまいました。大きなぬいぐるみのような、かいじゅうたちが、茶色系のやさしいやわらかい色合いの画面。かいじゅうたちが、ジャンプして、体当たりして、最後はみんなで折り重なって眠るところ(sleep in a real pile) が、ぬくぬくして楽しそうでした。原作の絵本はこちら↓
- アーティスト: カレンO・アンド・ザ・キッズ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
- 発売日: 2009/12/23
- メディア: CD
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- 作者: モーリス・センダック,じんぐうてるお,Maurice Sendak
- 出版社/メーカー: 冨山房
- 発売日: 1975/12/05
- メディア: ハードカバー
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この絵本が、先日見た『しあわせの隠れ場所』(→日記はこちら)で、主人公の後見人となる白人女性(サンドラ・ブロック)の子どもたちが小さいころに好きだった本としてでてきました。これは、本に触れる機会がほとんどなかったアフリカ系アメリカ人の主人公 の生育環境と対比されています。ただ、その対比のあとに、物語的昇華がなかったのが、若干肩すかしでしたが…