『メン・イン・ブラック3』
『メン・イン・ブラック3』(Men in Black 3)を見ました。 じつはシリーズこれまで見てなくて初めて。
ヒット確実な娯楽映画として作られた映画サンプルのような手堅い娯楽映画。英語レベルとして授業にちょうどいいかんじ。スラングも多くないし、ききとりやすい。でも授業で使うには、ややグロっぽいかんじがネックかも。 (苦手なひとはいやだろうな、と)
エマ・トンプソンが「イギリス英語を話す女性上司」っていうのをやる年になったのね、という感慨がありました。マギー・スミス、ジュディー・デンチ、ヘレン・ミレンに続くラインですね。イギリス人女優のハリウッドでの道のひとつ?
【英語めも】
"Let's agree to disagree" (意見が異なるということについて同意しよう=おれたちの意見は違うようだな)
"I don't ask questions I don't know the answer to."(答えを知りたくないことは質問しない)
someone of your ethnic persuasion というような表現がありました。persuasionはここでは、「宗旨、教派」。アフリカ系の主人公(ウィル・スミス)が、1969年にタイムトラベルして、人種差別的な扱いを受けるところ。
If you arrest me, it is a hate crime. (俺を逮捕したら、ヘイトクライム(=人種差別に基く犯罪)になるぞ)
悪役エイリアン、ボリス・ジ・アニマル。英語が、いかにもなアメリカ英語ではなく(Rをまいていない)、主人公たちのアメリカ英語と対照的。でも、エマ・トンプソンのイギリス英語とも違う。俳優は、ジェイマン・クレメント。ニュージーランド出身。(でも、ニュージーランド英語、というわけでもないんだと思う)
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