大学入試が英語力のピークと言うなかれ!

3回生のメディアイングリッシュの授業で「大学入試のときが英語力のピークだと思っている人いませんか?」と問いかけたら、笑いとどよめきがおこり、ああそう思っているひとは、やはり結構いるのだなと思いました。「まだここからもう一段階のばそう!のびます。就職活動が始まる前に、本気であと一勉強しましょう!」などと熱く語ってしまいました。

欧米言語文化学科で提供している専門科目をきちんとこなしているのなら「入学時が英語力ピーク」ということにはならないと思います。授業でインプットはするがアウトプットや客観的、競争的に評価される場が少ないので、伸びている実感がないのかなあ。

ということで、メディア・イングリッシュでは90分の授業を補完する90分の家庭学習メニューを組み、その確認の小テストを毎週行うことにしました。英文テキストと訳文を対照して理解確認、音読、シャドーイグ、リプロ(一文ずつ再生してテキストを見ずにリピート)、オーラルトランスレーション(テキストを見ずに一文ずつ再生して日本語訳)。騙されたとおもってやってみてください〜!

使っているテキストはこちら↓

DVDで学ぶABCニュースの英語 16―ABC World News 16

DVDで学ぶABCニュースの英語 16―ABC World News 16

(記事アップしてしばらくして考えたことつけたし:
だけどね、入試とか各種試験とか、そういう外圧や制度があるときに初めて発揮できる「英語力」ってなんなんだろう?強制されなくても、プレッシャー与えられなくても出せる力、それが本当の「英語力」なんじゃないのかな・・。でもまあ、私がやっている小テストや宿題も、「外圧」「強制」の延長なんですよねー。うーむ難しい)