オールドデリー

AsiaTEFL2012日記。オールドデリー

オールドデリーのレッドフォート。ムガル帝国の赤い砦、ラール・キラー。あ実際に見て、あー、グラナダアルハンブラ宮殿みたいだ、と思い、そうかイスラムだものねと改めて思い、なるほどムガル帝国イスラム教の帝国で、インドにとってイスラム教というのはとても大きな影響力があって、というようなことをあらためてしっかりと感じたのでした。これでもう忘れないと思う。
 インドに行く前に、映画のヒンディー語解説のためにインド人留学生の方に研究室に来ていただいたことがありました。イスラム教徒の方で途中でお祈りをされたので、インドでイスラム教というのが知識としてはわかっていてもちょっとぴんとこないかんじがあったのですが、こうやってオールドデリーイスラム文化を感じられてよかったです。



次に1656年にシャー・ジャハーン帝が作ったイスラム教礼拝所、ジャマー・マスジットへ。半袖の服を着ていたので、長そでのレインコートのようなビニールのコートを着るように言われました(有料)。なんですって?と一瞬思ったけれど、まあ、ヴァティカンに行った時も、服装コード引っかかってたひといたなーなど思い出したり。












高台にあるジャマー・マスジットから外を望むと、空き地でクリケットをしている人たちの姿。ウィケットボウラーが球をこれにあてて倒すとバッターアウトになる)は煉瓦と石の即席。さすがクリケットの国。楽しそうです。
 そういえば、『ベッカムに恋して』の主人公のお父さんもクリケットプレーヤーで、アフリカにいたときはプレーしていたのに、イングランドに移住してきたらクリケットクラブに入れてもらえなかった、ということを、悔しそうに話す場面がありました。





ジャマー・マスジットから人力車に乗り、でもなかなか進まないので、最終的には降りて歩き出したものの、このまま日が暮れて迷子になるのではないかー、と結構どきどきしながら小1時間歩いてようやくたどり着いたメトロのChawri Bazar駅周辺。