ラマダン

昨日8月18日は、2012年のラマダンの最終日でした。イスラム暦の第9月で、断食をおこなう月です。例年はラマダンを意識することはあまりないのですが、今年は、ラマダンの最初の日(7月20日)の前日にイスラム教国マレーシアにいたので、新聞にラマダンのことが載っていったり、タクシーの運転手さんもラマダンの話をしたりで、注意が向いていました。

写真はマレーシアの新聞の広告欄から(焦点あってませんがー)。Come break fast with usという見出しで、ホテルやレストランのビュッフェディナーの広告が並んでいます。最初にこの広告を見たときは、ラマダン明けのお祝いの宴席を予約しませんか、という広告だと思ったのです。でも、よく読んでみると、どうやら期間はラマダン期間なのですね。つまり、日の出から日の入りまで断食したら、ご褒美においしいものを食べましょう、という広告なのでした。

Come break fast with usというのは、一日の断食(fast)を私たちの店で終えましょう(break)、という感じなのですね。breakfast(朝食)との連想もあるのでしょうが、ここは夕食。「breakfastがもともとはどういう意味だったか調べなさい」という宿題が出た中学生のころのことを思い出しました。

ちなみに、タクシーの運転手さんがしてくれたラマダン話でおもしろかったのは、ラマダンの間はセクシーな女の子を見ても自制するというところw