『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』

トム・ストッパードの『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』を土曜日にヘイマーケット劇場に見に行った。初演は1966。今回はトレバー・ナン演出。

庄司薫『赤頭巾ちゃん気をつけて』(だったか、続きの黒​白青のどれかだったか)で、文学青年小林君が、この芝居​を見に行ってぷりぷり怒ってるシーンがあったのを、中学生(高校か?)のころに読んで以来一度見たいとおもっていたストッパード出世作

小林君は、正統でないもの(シェイクスピアハムレット」のわき役を主人公にしているので)、斜に構えて正統的なものをバカにするもの、というふうな観点から批判していたんだと記憶している。でももちろん小林君自体も青臭い少年として書かれているんだけど。

しかしまあ、実際見てみると、イメージしていたよりも芸術的アーティーで「不条理」で、小難しかった。まあ、そういう時代の作品なんだけど。それでも​見ていてイヤにならないのが、質の高さだなあ。

Tom Stoppard: Rosencrantz and Guildenstern Are Dead : Jumpers : Travesties : Arcadia (Faber Critical Guides)

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Rosencrantz & Guildenstern Are Dead [DVD] [Import]

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