明治時代以降の京都イメージ

『明治時代以降の京都イメージにおける都市と自然の調和に関する学際的研究』

平成22年度京都府立大学地域貢献型特別研究(ACTR)研究成果報告書、研究代表者 野口祐子(京都府立大学文学部)。欧米言語文化学科の教員を中心とした共同研究の報告書です。昨年12月のシンポジウム(→こちら)の内容も収められています。

第I部 京都郊外の歴史と景観の変遷 
 第1章 移りゆく森のすがた京都盆地における人と森の関わり(高原光)
 第2章 都市郊外の景観史―岡崎地区の履歴と記憶(上杉和央)
 第3章 北山の近代化と京都府立植物園―植物園の歴史から眺めると(松谷茂)
 第4章 ニューヨークにおける自然・人・歴史(金澤哲)
  

第II部 欧米から見た京都・映画の中の京都

 第5章 明治時代の旅行案内書と旅行記に書かれた京都―イギリス人たちが旅した明治の京都(長谷川雅世)
 第6章 ノスタルジアとしての京都(野口祐子)
 第7章 1930年代から50年代にかけての映画にみる京都の表象(浅井学)