英男子と米女子のロマコメ2本

京都駅八条口徒歩5分のシネコンTjoy京都で、イギリス舞台のロマコメ旧作2本を上映しています。『ロイヤル・セブンティーン』と『ノッティング・ヒルの恋人』。

Tjoy京都のサイト(→こちら)によると、「キューティー映画フェスティバル」と銘打った企画だそう。各1000円。

実はこの2本は、授業でもよく紹介する映画なので、この企画にびっくりしました。今年度も、『欧米言語文化基礎演習』で『ロイヤル・セブンティーン』を、英語Aで『ノッティング・ヒルの恋人』を取り上げました。英語的には、どちらも、イギリス英語(男性)とアメリカ英語(女性)の対比が鮮やかで、台詞のなかにも生かされていて、とてもおもしろいです。

『ロイヤル・セブンティーン』は、『ノッティング・ヒルの恋人』ほどよく知られてはいない映画ですが、やはり今これが選ばれたのは、コリン・ファースが『英国王のスピーチ』(来週末日本公開)で賞レース邁進中の今だからなんでしょう^^/

『ロイヤル・セブンティーン』では、コリンが『高慢と偏見』(BBCドラマ)のミスタ・ダーシーで得たイギリス貴族イメージを、そのままロマコメに生かしたもの。『ブリジッド・ジョーンズの日記』よりももう少し対象年齢層低めに(=性的なシーン、台詞なく)作ってあります。

ノッティングヒルの恋人 [DVD]

ノッティングヒルの恋人 [DVD]

ロイヤル・セブンティーン [DVD]

ロイヤル・セブンティーン [DVD]