英文スピーチ練習
メディア・イングリッシュの授業では、受講生全員に短い英文スピーチをしてもらっています。BBCニュースをもとにした教科書で、付属の練習問題として、自分の意見を述べる問題があるので、それを発表してもらいます。毎週のことなので、暗記して、というのは大変かと思い、書いたものを読み上げるかたちにしています。
そこで、今学期特に気を付けているのが、「ほかの受講生が聞いていてわかるスピーチ」にする、ということです(教師だけでなく、受講生同志がわかる、ということ)。
今の段階で特に注意しているのが、(1)最初の文で、スピーチの概要を明解に伝え、聞き手を続けて最後まで耳を傾けようという気持ちにさせる、ということです。スピーチの最初の一文が、複雑に長かったりして、すっと頭にはいってこないと、そのあと聞く気力が続かないこと、ありませんか?など。いきなり、I thinkではじめない、なども、小さいながら大事。(冒頭の皆が注意をはらっている貴重な瞬間をわかりきったI thinkで使うのはもったいない!)
また、発音指導も気が付いたところからしていますが、とくにまず重視しているのが、(2)単語のアクセントがどこにあるのかを意識する。アクセントのある母音をはっきり(強く、明確に)発音し、それ以外の母音は極力弱く(短く、あいまいに)発音する、ということです。
スピーチの授業ではありませんが、受講生の人数も適切なので引き続きチェックしたいと思います。
BBC:Understanding the News in English〈6〉
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