『談話分析のアプローチ』

今年の国際文化演習は、4回生が3人参加。卒業論文の参考文献として読む文献を、各自、読んで発表してもらいます。でも、3人だとすぐに回ってくるので、私もローテーションのなかに入り、今の論文ネタを簡単に発表。こうして、1か月に1回発表のペースで進む予定です。

今日は、『談話分析のアプローチ―理論と実践』(林宅男編著、研究社、2008年)を参考文献として会話分析を行う学生さんの発表。語用論の概念をいくつか整理しながら、映画の台詞分析に応用する、そういう方向で進んでいます。この本をとっかかりとして、さらに文献を探して行けそうです。

談話分析のアプローチ 理論と実践

談話分析のアプローチ 理論と実践

この本は、一度教科書として使ってみたいと思っているもの。談話分析の基礎概念が、わかりやすく説明してあり、実際の分析例も豊富です。(13名の共著者のなかのお一人の方の分析に使う映画・ドラマ選びの趣味?が自分と似ていてちょっと笑ってしまいました―You've Got Mailほか―同世代かな^^?)