『しあわせの隠れ場所』とアメリカ南部英語

しあわせの隠れ場所』(The Blind Sideジョン・リー・ハンコック監督監督、2009年)を見ました。

アメリカン・フットボールのスター選手マイケル・オアー(クイントン・アーロン)の生い立ちについての映画。アフリカ系のオアーは、薬物依存症の母のもとを離れ、里子に出されたものの、逃げ出すような生活を送っていたが、富裕な白人夫妻(サンドラ・ブロック、ティム・マッグロウ)の家にひきとられることになり、フットボールを始めて、頭角を現す、という話。

ストーリーは、予告編でみなわかってしまったという感がなきにしもあらずだったのですがー。オアー選手を演じたクリントン・アーロン、ゴールデングローブ主演女優賞を受賞したサンドラ・ブロックや、彼女の小学校低学年の息子を演じるジェイ・ヘッドの、絶妙のアンサンブルを楽しみました。

テネシー州メンフィスが舞台。南部の人種間の社会格差が背景に描かれています。生まれてからずっとメンフィスに暮らしているという役柄のサンドラ・ブロックの台詞は、mine(マイン)がマーン、define(ディファイン)がディファーン、lie(ライ)がラーとなっていたのが印象的でした。

↓ベストセラーのノンフィクションが原作。

ブラインド・サイド アメフトがもたらした奇蹟

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しあわせの隠れ場所 Blu-ray&DVDセット(初回限定生産)

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