『北米の小さな博物館2』

アメリカ中西部某州で在外研究中の友人から絵葉書が届きました。外国にいてもメールでのやりとりで簡単にコミュニケーションができるようになった今、絵葉書が、あらためてありがたく感じられ、嬉しかったです。

↓出発前にいただきました。北米の30の小さな博物館を30人の研究者が紹介した本です。

北米の小さな博物館〈2〉「知」の世界遺産

北米の小さな博物館〈2〉「知」の世界遺産

「本書では、それぞれの研究者たちが、自らの研究にもっとも密接に関係している「小さな博物館」という箱を用意し、この「知の遺産」のフィルターを通して、専門的な関心から、しかし等身大の身近な視点から、読者に語りかけようとしています。アメリカ社会の過去を記録している「博物館」、その記憶と現在との関係を描いて、特には未来を見据えて、対話を試みています」(「はじめに」p.3)

とりあげられているのはー

米国憲法センター、ボスケ・レドンド・メモリアル、ホロコースト記念博物館、コーコラン・ギャラリー、ウィム・プランテーション博物館、カラウパパ国立歴史公園、ニュー・ベッドフォード捕鯨博物館、エリー運河博物館、ニューヨーク消防博物館、プレシディオ・オブ・サンフランシスコ、カリフォルニア州史跡おけいの墓、国際連合本部、全米野球の殿堂博物館・農民博物館、マルディ・グラ博物館、パナマ・ホテル、作家アーヴィングの家・サニーサイド、グッゲンハイム美術館、アンクル・リーマス博物館、ミッションハウス博物館、オスピタリエール・ド・ロテル・ディユ・ド・モンレアル、米国スカウト博物館、ユニオン・ストック・ヤード跡地、ユタ・パイオニア記念博物館、Jane Addams Hull-House Museum、エル・ニド・デ・アギラ、チェコ・スロヴァキア国定博物館・図書館、全国アメリカ・ユダヤ人歴史博物館、ヒストリック・チーズメイキング・センター、シャウェーム・ミュージアム&ヘリテイジ・パーク、National Japanese American Historical Society, Inc.


(…グッゲンハイム美術館といえば、『ザ・バンク 堕ちた巨像』での襲撃場面がすごかった、あそこですね。いや、もちろんセットでの撮影ですが)