『帝国・身分・学校―帝制期ロシアにおける教育の社会文化史』

帝国・身分・学校 ―帝制期ロシアにおける教育の社会文化史―』(橋本伸也著、名古屋大学出版会、2009年)

帝国・身分・学校―帝制期ロシアにおける教育の社会文化史―

帝国・身分・学校―帝制期ロシアにおける教育の社会文化史―

比較教育社会史研究会を主宰されている橋本先生の新しい研究書。「教育史から浮かび上がるロシア帝国。西欧的学知の受容過程を俯瞰し、「教育の身分制原理」とその揺らぎをエリート教育に即して読み解くとともに、辺境地域で展開された教育政策を跡づけることで、ロシア帝国固有の教育システムを解明、教育の社会文化史の可能性を問いかけた渾身作」と帯にあります。

身が引き締まる思いのする大著です。勉強します。