学会、研究会

午後、学会と研究会に参加しました。平成21年度京都府立大学国中文学会で研究発表を聴いたあと、神戸言語学研究会12月例会に参加しました。

国中文学会で聴いた研究発表は「話法における『引用』」です。私が1998年に『京都府立大学学術報告　人文・社会』第50号(pp.61-74)に発表した「自由間接話法と情報の伝達構造―話法・引用の対照研究のために」という論文と関連があることを、発表者の方にあらかじめうかがっていたので、興味を持ち、聴きに行きました。私自身は、自由間接話法研究を修士論文で始めてこの論文まで続けましたが、そのあとうまく発展させることができなかったので、この論文のことは、なんとなくあまり思いださないようにしているところがありました…。なので、こうして新しい視点の研究とのつながりを聞かせてもらえて、とても刺激的でした！演説を録音、文字化したものが分析の対象となっているところも、興味深かったです。

神戸言語学研究会は、京都府立大学文学部欧米言語文化学科の菅山謙正教授主宰の研究会です。