ウラジオストク第一印象

明日から3日間開かれるAsiaTEFLに出席するためにウラジオストクにきました。関空からソウルまで1時間。ソウルからウラジオストクまで2時間半。近いものです。日本との時差は1時間。緯度が高いので日が暮れるのが遅く、9時すぎてようやく暗くなりました。

いろいろ思うことはあるのですが、意外に英語が通じないものなだーという第一印象です(英語帝国主義者というわけではありません、念為)。ホテルのフロントのお姉さんとか。夕食を食べに入ったアイリッシュパブの店員さんたちとか(いや、なんでロシアでアイリッシュパブかというと、ひとりで食事をするのに一番入りやすかったので。ホテルのレストランや部屋でラーメンという例年のパターンは避けたかったし。あしたはお連れをみつけてもうちょっと入りにくそうなところに入りたいものです)

たとえば、ホテルフロントのお姉さんは、私のパスポートを預かって、何らかの手続きをしてから返してくれたのだけれど、それには少し時間がかかるから、あとでとりにきてほしい、ということを最初に言わなければならない。それをいうのに、Six o'colock. You come at six. I give you the passport. というようなことを、ひとつひとつ考えながら伝えてくれました。なんか、こまったなーみたいな顔しながら。It'll take some time, So could you plese come back around six? It will be ready by then.みたいなことがすらすらっとでてくるわけではなくてー。国際的な超一流ホテルではないけれど、まあ、日本の旅行社でとってもらった、観光ビザを出す手続きがとれる(>これがホテルの格と関係あるのかは詳細調べてませんが)、ビジネスホテルではないかんじの四つ星のホテルです。それでもこういうかんじ。

パブでは、入ったときに、Can I have dinner here? dinner?というと、入り口近くに5,6人いた店員さんたちが、顔を見合わせて、そのなかで、お前なんとかしろよみたいに押されて前に出てきたひとが相手をしてくれました。メニューが写真入りだったので、スモークサーモンとパン、だろうと思って、Is this salmon?と聞いたら、salmonがぴんとこなかったようで、fish?と言い直したら、はいはいはい、みたいなかんじ。Can I have the bill please?とお勘定をお願いしても、?というかんじなので、pay?というとああというかんじで請求書をもってきてくれたり。

なんだろう。いや、べつに、英語できないんだーと鬼の首とった気になってるわけではありませんー。決して。もちろん、個人差はあって、ロシア人でも英語の得意なひとはたくさんいるし。けれど、やっぱりというか案外というか、ウラジオストクではこういうかんじなんだなーと思って、ちょっと意外と思いつつ、ほっとしてしまいました。

これくらいだったら、日本のちょっとしたシティホテルのフロントや居酒屋と同じかも。
でも、ロシアのひとが、日本人ほど英語英語英語英語、っていってるとも思えないんですよねー。わかりませんが。

まあ、まだ、ロシア滞在6時間弱なので、第一印象を書き散らしていると、あとで汗をかきそうですが。。明日の学会でロシアの英語教育事情など、勉強してきます。