院演習終わり
大学院演習は今日が最終日でした。後期は『英語のイントネーション』を使っています。イントネーションについての理解を深め、実際に練習をすることを主としています。
教科書は、ジョン・ウェルズ先生のEnglish Intonation日本語訳を使っています。この教科書、大学院演習で使うのは二回目。イントネーションという普段あまり意識的に学ばれない側面を詳しく勉強できるという特長ののほか、ウェルズ先生の声が聴けるCDがついていることなども魅力的です。
そして、実は、例文が豊富なのもよいと思っています。イギリスで普通に使われる表現だけれども、文脈を外して一文で出てくると、案外わからないような例文。(いや、案外わからないものだ、というのは授業で使っていてわかったことなのですが)。
今日、受講生が意外にも苦労していたのがー
James the first was succeeded by Charles the first.
とか。
Care for ham and eggs? No, I would rather have bacon and eggs.
など。
わかるひとにとっては簡単な文ですが、知らないとわからない。文化的な知識がいるので。
ともあれ、文学、語学の専門にかかわらず受講してくれた院生さんたちが、イントネーションに敏感な耳を育ててくれたようでよかったです。
英語のイントネーション English Intonation (CD付) (CD BOOK)
- 作者: J.C.ウェルズ,長瀬慶來
- 出版社/メーカー: 研究社
- 発売日: 2009/04/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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