卒論合宿

10人の学生さんと大原に一泊二日の卒論合宿に出かけました。一人持ち時間45分(〜1時間)で、卒論構想の中間発表をしてもらいました。

to不定詞について、付加疑問文のイントネーションについて、可算名詞・不可算名詞について、など文法研究あり。日本文学作品のオノマトペの英訳、漫画のオノマトペの英訳などオノマトペ研究あり。映画を題材にして考えるコードスイッチング、日本アニメの海外での受容、韓国の英語教育、またインドの女性監督の映画に描かれた移民女性像などあり。中間発表千本ノック、というかんじで、昨日午後と今日午前、発表が続きました。

参加者にとってお互いの発表を聞いて、質問・コメントを出しあうのは、とてもいい勉強になったことと思います。卒論については、前期のゼミで皆一度ずつ発表してもらっています。合宿ではそれを発展させたものを発表する、ただし重なることなく基本的に新ネタで、という方針で準備を進めました。9月にそれぞれ1、2回個人面談したのですが、面談のときに出したアドバイスを1週間くらいのあいだにしっかりと消化して発展させてある様子に驚きました。うーん、みなさんの底力というか、ここぞというときの集中力、瞬発力のポテンシャルをみました。

刺激を受けてサポートし合うピアグループができれば、あとは、そのなかで切磋琢磨して(またはプレッシャーを与えあって^^)作業をしていけばいいわけですから、教師としてはちょっと楽をさせてもらえるかも〜。

卒論提出日、12月21日まであと83日。がんばりましょう!