日本の速記130周年記念展示・講演会


10月28日、速記の日に、130年前に日本ではじめて速記を考案した、田鎖綱紀(たくさりこうき)のふるさと、盛岡で記念イベントが開かれます。遠いなーと思っていましたが、ポスターを見て心が動きました。行きたい。行こう。「速記は宇宙です」と、このイベントを企画し、推進している議会速記者のMさんが言った。まさにそんなポスター。美しい。

渦を巻いてつながっている速記文字は、10種類の速記文字が、中心から年代順に並んでいて、同じく岩手の生んだ宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」の一節を記しています。ちなみに、私が田鎖や日本語速記に関心を持っているのは、田鎖の参考にした英語速記がGraham式といって、これは、イギリスのPitman式速記をもとにしたものだから。Pitmanというのは、私が一時執拗においかけていた19世紀の速記考案者・綴り字考案者なのでした。

ポスターデザインは、株式会社ズーク(→こちら) (デザイナー:一寸木 義治 DTP:松永 忠)企画制作会社で、震災瓦れきを家具にして被災地に戻すというプロジェクトも行っているそうです。