多読院ゼミ2回目

大学院演習のテーマは多読。今日、2回目でした。(→初回の日記はこちら)
授業のやりかたとしてはー。

(1)辞書を引かずに、平易な英文を読む時間を設ける。(=多読の実践)
(2)多読についての研究書を担当者を決めて読む。
(3)一週間に最低1時間の多読タイム(=授業の予習や論文準備のため以外の英文読書タイム)を、授業外でとる。

(3)の授業外の本は、私の多読用図書からの貸し出しでもよし、または、自分が読んでいるペーパーバックなどがあればそれでもよし。たとえば↓のような本が読まれています。

Stupid White Men: ...and Other Sorry Excuses for the State of the Nation!

Stupid White Men: ...and Other Sorry Excuses for the State of the Nation!

Tales from Moominvalley

Tales from Moominvalley

A David Lodge Trilogy: Changing Places, Small World, Nice Work

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対訳 サザエさん〈1〉【講談社英語文庫】

対訳 サザエさん〈1〉【講談社英語文庫】

論文や研究書、文学作品をじっくり精読するのが全力疾走のトレーニングだとすると、簡単な英文を楽しみのために読むのはジョギング的リーディング。大学院生ですから、みなさん、一定の英語力はあるわけですが、やはりここはジョギング的リーディングによって、基礎体力の向上、基礎学力の底上げをしてほしいと思っています。

しかしながら。「1週間に読んだ授業・論文準備以外の英文」を学生さんに聞いて↑のような答えを得ているのに、ひるがえって私自身はというと、仕事の必要上の英文以外にこれを読みました、と報告できるものがありませんでしたorz 来週は、わたしはこれを読みましたよ〜|、と報告できるようにしたいと思います。