多読院ゼミ2回目
大学院演習のテーマは多読。今日、2回目でした。(→初回の日記はこちら)
授業のやりかたとしてはー。
(1)辞書を引かずに、平易な英文を読む時間を設ける。(=多読の実践)
(2)多読についての研究書を担当者を決めて読む。
(3)一週間に最低1時間の多読タイム(=授業の予習や論文準備のため以外の英文読書タイム)を、授業外でとる。
(3)の授業外の本は、私の多読用図書からの貸し出しでもよし、または、自分が読んでいるペーパーバックなどがあればそれでもよし。たとえば↓のような本が読まれています。
Stupid White Men: ...and Other Sorry Excuses for the State of the Nation!
- 作者: Michael Moore
- 出版社/メーカー: Penguin Books Ltd
- 発売日: 2002/10/03
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- 作者: Tove Jansson,Thomas Warburton
- 出版社/メーカー: Farrar Straus & Giroux
- 発売日: 1995/11/01
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A David Lodge Trilogy: Changing Places, Small World, Nice Work
- 作者: David Lodge
- 出版社/メーカー: Penguin
- 発売日: 2002/08/29
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- 作者: 長谷川町子,ジュールスヤング,ドミニックヤング
- 出版社/メーカー: 講談社インターナショナル
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論文や研究書、文学作品をじっくり精読するのが全力疾走のトレーニングだとすると、簡単な英文を楽しみのために読むのはジョギング的リーディング。大学院生ですから、みなさん、一定の英語力はあるわけですが、やはりここはジョギング的リーディングによって、基礎体力の向上、基礎学力の底上げをしてほしいと思っています。
しかしながら。「1週間に読んだ授業・論文準備以外の英文」を学生さんに聞いて↑のような答えを得ているのに、ひるがえって私自身はというと、仕事の必要上の英文以外にこれを読みました、と報告できるものがありませんでしたorz 来週は、わたしはこれを読みましたよ〜|、と報告できるようにしたいと思います。