歴彩館リレー講座第一回「京都の文化再興」

歴彩館で京都府の文化・産業再興リレー講座第1回「京都の文化再興」。「ヨーロッパの万国博覧会と日本」。科研でご一緒の井野瀬先生のお話を拝聴。19世紀イギリスでシダやキノコブームだった話や、沙翁銅像が、ロンドンに博覧会に来た田舎者を見下ろすパンチの風刺画など。

「京都の起死回生ー博覧会の時代へ」畑智子京都文化博物館学芸課長のお話は、明治4年の京都博覧会、翌5年の第1回京都博覧会の話。写真技術出始めで写真が貴重なものとして出品されたこと。島津斉彬の写真が第1号で重文とか。

先日文博に「至宝をうつす―文化財写真とコロタイプ複製のあゆみ」展を見に行ったところだったので、京都博覧会の時代というのはつまりコロタイプの時代だわと思ってきいていたら、第1回京都博覧会の入場者数が約5万人という話で、5万と言う数字は今でも京都ではなかなか難しい、たとえば今日まで文博でやっているコロタイプ展も大変いい展示ですが…というお話がでました。なるほど。。伝えたい人に伝わればいいというわけにもいかないのでしょうねー。。

ともあれ、最近「あさが来た」についてあれこれ考えているので、京都博覧会に尽力したのはあさちゃんのお父さんだわーとか、1867のパリ万博への薩摩藩出品に五代様が尽力したんだとか、そういう文脈でも面白かったです。

歴彩館で京都府の文化・産業再興リレー講座第1回「京都の文化再興」。「ヨーロッパの万国博覧会と日本」。科研でご一緒の井野瀬先生のお話を拝聴。19世紀イギリスでシダやキノコブームだった話や、沙翁銅像が、ロンドンに博覧会に来た田舎者を見下ろすパンチの風刺画など。

「京都の起死回生ー博覧会の時代へ」畑智子京都文化博物館学芸課長のお話は、明治4年の京都博覧会、翌5年の第1回京都博覧会の話。写真技術出始めで写真が貴重なものとして出品されたこと。島津斉彬の写真が第1号で重文とか。

先日文博に「至宝をうつす―文化財写真とコロタイプ複製のあゆみ」展を見に行ったところだったので、京都博覧会の時代というのはつまりコロタイプの時代だわと思ってきいていたら、第1回京都博覧会の入場者数が約5万人という話で、5万と言う数字は今でも京都ではなかなか難しい、たとえば今日まで文博でやっているコロタイプ展も大変いい展示ですが…というお話がでました。なるほど。。伝えたい人に伝わればいいというわけにもいかないのでしょうねー。。

ともあれ、最近「あさが来た」についてあれこれ考えているので、京都博覧会に尽力したのはあさちゃんのお父さんだわーとか、1867のパリ万博への薩摩藩出品に五代様が尽力したんだとか、そういう文脈でも面白かったです。