『タイタンの戦い』の英語
『タイタンの戦い』(Clash of the Titans、ルイ・レテリエ監督、2010年)
えーと、サム・ワーシントン見に行きました。しかーし。主演なのに、こんなにも「かっこよくなく」撮られてるって、なんなのでしょう。色気もなにもありませんよ。あー。髪型も。衣裳も。しゃべり方も。もそっとしてるの。アバターもまあそういうかんじではあったんだけど、あれは、ナヴィになったりするので、気にならなかったんですよね。T4は、役柄にドラマがあったし。
彼をかっこよく見せようという工夫が、まるでない。敢えてないんですよね、きっと。漁師に拾われて育てられた半神(デミゴッド)という設定で、その出自と見かけの落差が見どころというところなのでしょうか。神(レイフ・ファインズ)も人間(マッツ・ミケルセン)も、いかにもかっこいい役で、芝居っけたっぷりに出てくるのに、なぜ主人公の半神だけ…
そして、そういう演出の一環なのでしょうか、神々がイギリス英語を話すのに対して、この映画でのサム・ワーシントンの英語はオーストラリア英語でした。そんなに強い訛りではないけど。たとえば、needが、ニードとネイドの間のかんじとか、lifeがライフとロイフの間、dayがデイとダイの間のかんじとか。
また、途中で、ペルセウスたち一行に加わる民間人ふたりは外国訛りのある英語でした。