インド・スリランカの学生との交流

インドから17名、スリランカから15名の大学生が、青年海外協力協会のキズナ強化プロジェクトで2週間の短期来日研修のなかの一日、京都府立大学を訪れ、学生と2時間あまり英語で交流会を行いました。京都府立大学文学部欧米言語文化学科の学生、大学院生、研究生を中心に、歴史学科、森林科学科の学生も飛び入り参加もあり、約50名の参加です。

12時50分に始まる予定だったのですが、12時20分ごろには、すでにご一行の到着。まだ会場の準備の途中だったので、椅子を並べるのを皆さんに手伝ってもらいました。グループディスカッション用に、10数人の輪を6つつくる形に並べます。

12時50分から開始。まずは、簡単に司会のわたくしからご挨拶。それから、インド、スリランカのリーダーの学生さんから一言ずつ挨拶してもらいました。次に府立大学3回生の学生さんが京都府立大学について、と、京都について、パワーポイントを使って短い発表。そして質疑応答。

それから、6つのグループに分かれてディスカッションを行いました。テーマは、Indian, Sri Lankan, and Japanese Youths: Images and Realities(若者文化今昔:イメージと現実のギャップを語ろう)。6つのグループは、(1)教育、(2)大学、(3)仕事、(4)結婚、(5)娯楽、(6)アジアの若者まず。まず、グループのなかの運営係と書記を決めて、それから簡単に自己紹介。

約40分間ディスカッションタイムをとったあと、各グループで話し合った内容を、それぞれ代表一人に発表してもらいました。このときの発表者がどのグループもみなインド・スリランカの学生さんだったのが印象的でした!

2時30分に交流会を終えたあとも、写真を撮ったり、連絡先を交換したりといろいろと話が弾んだようで、なるほど、さすが若者同士!と思いながら眺めていました。

最後には再び机といすをもとに戻してもらい、それから、大学食堂や購買部などもちょっとご案内して、訪問団ご一行は3時半ごろ、次の目的地へバスで向かわれました。

この交流プログラムについて、私が担当することになったのが3週間前のことでした。事務局の担当のひととや研修主宰のNPOと連絡を取りながら、一方で、授業でインド英語について話したり、インド映画を見たりとそれなりに準備をしていたイベントだったので、無事終わってほっとしました。若者同士の交流のなかで、皆が楽しそうに話したり、写真を撮ったりしていたのが、よかったです。私自身も、先月学会でインドにいったときには、普通の学生さんといろいろと話す機会はなかったし、また、スリランカのひとたちと話すのも初めてだったので、とてもよい機会でした。

(続き、英語について気づいたことなどはこちら)