ジェフ・リンジー博士講演会

音声学者ジェフ・リンジー博士の講演会、Teaching Pronunciation to Actors, Teachers, Students and Othersを京都府立大学で開催しました。世界諸英語の発音(訛り)の特徴を、俳優たちがどういうふうに真似るか、演技するかという講演です。

リンジー先生には2011年の夏ロンドン夏期音声学セミナーでお世話になりました。鬼コーチ。しごかれ、こっそりトイレで泣きました。音声学セミナーの日記はこちら。→2011年のものではなくて2010年の日記です。このときは別の先生にならいました。)

先生が監督された短編映画"The Clap"を、講演の最初に見せていただきました。クラシック音楽会で、拍手をするタイミングをはかる音楽ファンと演奏家の緊張感あふれるやりとりを描いた映画です。(→映像はこちらこちら。ここに出てくる高踏的なピアニストは、BBCドラマのPride and PrejudiceでMr Collinsを演じているDavid Bamberです)

講演では、世界諸英語の発音特徴や、それを俳優が真似るときのポイント、なぜ俳優が(一般に)方言模倣がうまいのかなどを話していただきました。

講演後、学生さんからたくさん質問がでて(時間の都合で3人で打ち切ってしまいましたが)、先生も日本の学生はなかなか質問っしないのにねーと驚いていらっしゃいました。当日はゼミ生さんたちにも案内などいろいろ手伝ってもらいました。おかげさまで成功裏に終わりました。みなさまありがとうございました。